1日目は、「自治体財政の基礎と2020年度予算」と題して、自治体問題研究所理事・立命館大学教授の森裕之さん。地方財政と公共事業を専門としています。
森教授は、地方自治体の財政の基礎をわかりやすく説明し、一般財源や補助金、地方債なども例をあげて説明してくれました。
2日目は、3コースのいずれかを選んで受講します。私は「自治体戦略2040構想」と公共サービスの民営化というコースを選択し、9時半から16時まで学習しました。講師は尾林芳匡弁護士です。
地方自治体の事業、施設建設、施設所有、施設管理、職員を次のように分類できる「地方自治体、独立行政法人、営利企業、NPO」。そして次々と移行していく。非正規・派遣職員が増えてくる。人的経費に利益を上乗せしないといけないから。いま、市川市は、21ある公立保育園をすべて民営化する方向で動いています。これをどう考えたらよいのか、聞きたいと思い、研修会に参加しました。これだ、というものは見つかりませんでしたが、方向性は見えました。